(わたしと異業種交流活動)
『時間空間を越えた異脳交流活動』
究極の異業種交流活動を探る

松屋産業株式会社
代表取締役 松塚 展門

 元々人間の活動の多くは先人たちの知恵と汗の結晶の上に成り立っている。いくら独創的な考えだと強がりを言い、また、独創的な商品を開発したと言っても、本人のオリジナリティーの比率は、多くの場合ほんの数パーセントもない。
 人類は知識の授受と創造力で一旦脳の中に物を造る。次に、手によって、脳の中の物は実在の物となる。命に限りのある生き物が、限りなく発展を続ける命なき物を造る。宇宙と地球を往復するスペースシャトルとて生物が造った命なき物である。命に限りのある生き物には知識の授受が必要である。
 人間一人の力は所詮しれている。たとえ、100年に一度の大発見、大発明も知識の授受のおかげを受けていると言っても過言ではない。されば、知識の授受から必ず大発見、大発明が生まれるかというと、それはクエスチョンである。
 異業種交流活動は異脳交流活動である。異脳交流活動は知識の授受活動である。それは、人類の長年の生き様そのものである。
 1988年に異業種交流活動に誘われ、今日悟ったのはささいな『この』ことである。しかし、それを悟ったことは、私個人にとっては、極めて大きなことである。願わくは、時間空間を越えた異脳交流活動がしたい・・・。


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