20歳のときに決めて、生涯守った「禁酒」

毛利元就は5歳のときに母を、10歳で父をなくしています。父弘元が33歳、祖父が39歳、兄が24歳と、みな若くして亡くなっています。どうやらその当時の毛利の殿様はそろってお酒が大好きだったらしい。とはいえ、20代、30代で死んでしまっては領国経営は苦しくなるばかり。元就は兄が亡くなったときに「禁酒」を決意し、生涯この誓いを守りました。お酒を飲まないからというわけではないでしょうが、元就の好物は餅で、一度に5つ、6つは平気でたいらげたといいます。

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