錦帯橋架替完成記念中国美術の粋を語る中川コレクション至宝展開催


	錦帯橋架替完成記念　中国美術の粋を語る　中川コレクション至宝展　開催

■ 会　　　期	2004年3月20日（土）～3月28日（日）　　　　　　　10：00～19：003月22日（月）は休刊日
■ 会　　　場	シンフォニア岩国
■ 入　場　料	前売券 500円当日券 700円（高校生以上）<小・中学生は無料>
■ 特別協力	中川美術館・NGOひろしま未来グループ
■ 主　　　催	中川コレクション至宝展実行委員会・（社）日中友好協会山口県日本中国友好協会・岩国地区日本中国友好協会岩国商工会議所・（社）岩国市観光協会
■ 後　　　援	外務省・中華人民共和国駐日本国大使館・山口県教育委員会岩国市教育委員会・和木町教育委員会・玖珂町教育委員会由宇町教育委員会・岩国市文化協会・（財）文化を育てる会日本中国文化交流協会
■ 協　　　賛	文化団体外63団体・錦帯橋完成記念行事実行委員会

錦帯橋架替記念展によせて

　中国の貴重な美術品を多く収蔵されている中川美術館は中国美術愛好家だけでなく多くの人によく知られている美術館である。
　平成六年十月、私が東京芸大美術学部長の時、芸大と姉妹校である北京中央美術学院との交流展が広島で開催された。福岡空港に常沙郷院長をお迎えし、中川美術館に向う途中新岩国に途中下車していたゞき錦帯橋を観ていたゞいた。城山と錦川の自然の美しさをより引き立てる錦帯橋の造形美に感激され、特に木造の錦帯橋は「世界に例がないだろう」と目を輝かせておっしゃった。
　一六六四年吉川広嘉公が中国杭州出身の禅僧独立と会い、杭州西湖の絵画の中のアーチ形の石橋からヒントを得て錦帯橋が生まれたことなどお話しした。大昔から日・中の文化交流の縁は深かった証しである。今回の世界に誇るべき錦帯橋架替の記念展は改めて日中文化交流の大切さを知る機会となることだろう。

東京芸術大学名誉教授（前芸大学長）　澄川喜一

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■杭州西湖

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■僧独立と岩国錦帯橋
　-とくに杭州西湖の蘇堤・白堤との関係
　吉岡耳鼻咽喉科　吉岡　達生

■中川美術館のサイトへ
http://www.nakagawa-art.com/index.htm

岩国錦帯橋

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