『脳外革命』のすすめ
松屋産業株式会社
代表取締役 松塚 展門
■ プレリュード
強いアメリカが『やっぱり強いのか・・・』と思える今日この頃である。
クリントン大統領は2期目の就任演説で、誰でも渡れる、未来への大きな架け橋を架けよう・・・と、力説した。他国の私でさえ心がワクワクする演説である。そこに、アメリカの強さがあるのか・・・。
■ クーラント
良い刺激を繰り返し、繰り返し与え続けると、体に極めて良いと言われている。さらに、良い目標を持って、繰り返し、繰り返し念じることは、精神にとって良いと言われている。私も、そう思う。確かに、良いムードは人を強くする。
■ サラバンド
『脳』のコントロールで『脳』自身も含めた人体というハードは造られ、同じく『脳』のコントロールで信念というソフトは造られる。『脳』は母胎から離れると、自己の細胞は決して増殖出来ないと聞くが、『必要性』があれば、神経細胞相互のネットワークを止めどもなく形成する。たとえば、ピアノを弾きたい、と言う刺激は、『脳』にとっての『必要性』となり、人の体と心を確実に改造して行く。
■ アルマンド
人間改造の刺激は強い程良い。これから先は、独断と偏見に満ちている。
実験 ピアノを45歳になって初めて弾くときは、自分が最も弾きたい曲を1小節づつ出来るだけの『力』をこめて弾く。
結果 考察 |
1年で『エリーゼの為に』、簡単なバッハの『メヌエット』が完璧に弾ける。 まずは、前頭葉で意識化のもとに弾き、次第に小脳にそのプログラムを書き込む。すると、無意識化のもとに弾けるようになる。そのとき、力は抜ける。『脳』への強い刺激が重要。 |
■ ジーグ
駆け足でまとめよう。とにかく、ベストセラーの『脳内革命』はすごい。しかし、そのすごさを本当のものにするためには、実践あるのみである。これを、私は『脳外革命』と呼ぶ。強い日本は『脳外革命』からうまれる。
かつて、岩国の優れた先人たちは、『錦帯橋』という未来への架け橋を実現させた。当時の岩国人はおそらく、胸がワクワクしたに違いない。