『新加工貿易』のすすめ
■激しい２１世紀の幕開け この度の内親王殿下のご誕生は、私たちにとって久々の明るくおめでたい ニュースとなりましたが、２１世紀の幕開けの年は、人類史上でも極めて激しい 年でした。特に、連続して崩れ落ちる摩天楼は、現代文明と現代技術の儚さを 無言のうちにさらけ出しました。
■人類全体の『愛』の育成 内親王殿下のお名前『愛子』さまに込められたお気持ちは、人類全体の『愛』の 育成ではないでしょうか。私たちは、いつの世も心の鍛錬をすることが重要である と教わってきましたが、今まさに心を作る脳の研究をし『愛』に満ちた穏やかな 日々が送れるよう世界中で一斉に取り組む必要が出てきたように思います。
■『新加工貿易』 さて、私が子供の頃学校で学び、今も印象に残っている言葉があります。それは 『加工貿易』です。元々日本という国には資源がなく、石油や鉄鉱石やボーキサイト 等は、ほとんど不足しています。その実体は数十年たった現在も全く変わっていない はずなのに、不思議な現象が起こっています。日本での加工を中止し海外に生産 の拠点を移すという現象です。 日本から『加工』を取ったら何が残るのでしょうか？依然として資源のない日本には 『加工貿易』しか生き残る道はないといえます。これを『新加工貿易』と呼ぶことにし、 全国の学校でこれを高らかに教育しなければ、日本は沈没です。新春に当たり、 『新加工』とは何かを自問自答しています。これならきっとトンネルの出口は見えると 確信します。
松屋産業株式会社